2007年11月10日
親指でキャスティング
今更、そんなことわかってなかったの?って言われるかもしれないが、自分がスランプに陥った時に読み返せるように記載します。
最近、ロッドがやわらかいためか、キャスト時に親指がバット側のグリップに食い込む感じがする。
キャスティングはロッドを持つ手を水平に前に出し、グリップを持つ手を引くように心がけている。
ロッドの握り手を支点として、バットを曲げるためである。
それが知らず知らずに親指がバット側のグリップについていた。
フライをやっていて、ダブルハンドのロッド(16フィート)でスペイキャストを習得するため、愛知県のハーディー(イギリスメーカー)のインストラクターの方に個人レッスンしてもらったことがある。
普通、フライは、空中で振ってキャストするが、スペイキャストってフライラインを水につけた状態でロッドをを振って、ラインの先端を水につけた状態で後方にラインをたわませ、そのたわみと水に付いたラインの抵抗を利用してキャストする方法。(なかなか表現が難しい・・・)
その時に言われたのは
「力なんていらない。
キャストはロッドのしなりでやるもので力の弱い女性やお年寄りでもコツさえつかめば簡単にキャストができる。」
と言われた。
そのインストラクチャーは風が強い中、軽く振ってラインが気持ちよく飛んでいく。
自分はラインがふにゃふにゃと飛んでいく。
何度か振っていてバックキャストからフォワードキャストに移る瞬間にインストラクチャーがロッドのバットを軽く手で止めた。
インストラクチャーが
「今、荷重を感じたでしょ。フォワードキャストはラインが後ろに行って荷重を感じたこのタイミングで行えばいいんですよ。」
って言われた。
「力が入ってますね~。ロッドを握っちゃだめです。指で支えるだけです。握っちゃ力が入ります。もっと力を抜いてゆっくりしたリズムで振ってください。あとはバットを曲げるんです。ロッドを持っている手を支点にしてグリップを持っている手を引くんです。引いている時はロッドを持っている手は動かしません。」
確かにバットが曲がってロッドがラインを飛ばしてくれた。
気持ちよくラインが飛んでいき、ターンオーバーしてくれた。
この時、一番印象に残ったのはバットを曲げること、力で飛ばすんじゃなくって、ロッドで飛ばすこと。
ルアーにしても同じことだと思う。
力を入れなくてもバットを曲げればバットのしなりでルアーをキャストすることができる。
現在、やわらかいロッドを使っているので特にあのインストラクチャーの言葉が思い出される。
親指がバット側のグリップに食い込むのは親指が支点となっていることで、バットが曲がってってこと。
自分のロッドの握りをチェックしてみた。
親指と薬指、小指で握っている。
中指は添えているだけである。
しっかり握ると親指が支点とならず、握り手全体が支点となって手首を返さなければならない。
キャスト時、ロッドは握り手の中で動いている感じ。
あとはリズム。
バックキャストからいきなりフォワードキャストをするとルアーが後ろに行く前にキャストすることとなり、せっかくバックキャストしてルアーの遠心力でロッドを曲げようとする力を出さずしてキャストしてしまうこととなる。
ルアーでは荷重を感じるのは難しいので以前はバックキャスト時、後ろを見てルアーが後ろに行くことを確認してキャストしていたこともある。
今では後ろを見ず、感でバックキャストで一呼吸おいてからキャストすればルアーが後ろへ行き、ルアーがロッドを曲げてくれロッドの反発力をより強いものとしてくれる。
たらしは長ければ長いほどルアーの遠心力を出すことができるが、あまり長いとキャストできないので自分は1mくらい。
ルアーが重くなれば短くするし、軽くなれば長くする。
自分がキャストして一番気持ちいいのは、リールから気持ちよくラインが出て行くき、ラインの放出がシュルシュルシュル~と勢いがなくなるまでラインが出きることであるが、たまに気持ちよくラインが出ているが、まだライン放出に余力があるのに着水することがある。
こんな時は大体、握り手の肘が下がっているか、ロッドのティプが下がりすぎている時もしくはラインを掛けている人差し指の放しが遅い時である。
いろいろ書いたが、キャストで飛ばなくなった時の自分のチェック項目
1.握り手が握りすぎていないか。
2.たらしの長さはよいか。
3.バックキャスト時、一呼吸おいているか。(後ろをみて確認してみる。)
4.キャスト時、親指が支点となっているか。
5.キャスト後、握り手の肘が下がりすぎていないか。
6.キャスト後のティプが下がりすぎていないか。
あと細かいことがたくさんあるが、自分はルアーが飛ばない時は上の6点の内、どれかができていないときである。
人それぞれのキャスティングはあると思うが、自分のやり方は以上のようなやり方。
ルアーフィッシングは魚を釣る楽しみもあるが、広い海で気持ちよくキャスティングをするのも楽しい。
以前はキャストしてはすぐ回収と気持ちよく飛ぶことが楽しくなり、魚を釣るよりキャスティングだけをしに海へ行った事もある。
特に固定重心のルアー(ワンダーやラパラCDなど)をキャストするとキャスティングのうまくいかなかった時にはルアーが回転して飛んでいく。
気持ちよくキャスティングして、自分の思うように魚を誘い、満足の1尾を釣りたいものである。
最近、ロッドがやわらかいためか、キャスト時に親指がバット側のグリップに食い込む感じがする。
キャスティングはロッドを持つ手を水平に前に出し、グリップを持つ手を引くように心がけている。
ロッドの握り手を支点として、バットを曲げるためである。
それが知らず知らずに親指がバット側のグリップについていた。
フライをやっていて、ダブルハンドのロッド(16フィート)でスペイキャストを習得するため、愛知県のハーディー(イギリスメーカー)のインストラクターの方に個人レッスンしてもらったことがある。
普通、フライは、空中で振ってキャストするが、スペイキャストってフライラインを水につけた状態でロッドをを振って、ラインの先端を水につけた状態で後方にラインをたわませ、そのたわみと水に付いたラインの抵抗を利用してキャストする方法。(なかなか表現が難しい・・・)
その時に言われたのは
「力なんていらない。
キャストはロッドのしなりでやるもので力の弱い女性やお年寄りでもコツさえつかめば簡単にキャストができる。」
と言われた。
そのインストラクチャーは風が強い中、軽く振ってラインが気持ちよく飛んでいく。
自分はラインがふにゃふにゃと飛んでいく。
何度か振っていてバックキャストからフォワードキャストに移る瞬間にインストラクチャーがロッドのバットを軽く手で止めた。
インストラクチャーが
「今、荷重を感じたでしょ。フォワードキャストはラインが後ろに行って荷重を感じたこのタイミングで行えばいいんですよ。」
って言われた。
「力が入ってますね~。ロッドを握っちゃだめです。指で支えるだけです。握っちゃ力が入ります。もっと力を抜いてゆっくりしたリズムで振ってください。あとはバットを曲げるんです。ロッドを持っている手を支点にしてグリップを持っている手を引くんです。引いている時はロッドを持っている手は動かしません。」
確かにバットが曲がってロッドがラインを飛ばしてくれた。
気持ちよくラインが飛んでいき、ターンオーバーしてくれた。
この時、一番印象に残ったのはバットを曲げること、力で飛ばすんじゃなくって、ロッドで飛ばすこと。
ルアーにしても同じことだと思う。
力を入れなくてもバットを曲げればバットのしなりでルアーをキャストすることができる。
現在、やわらかいロッドを使っているので特にあのインストラクチャーの言葉が思い出される。
親指がバット側のグリップに食い込むのは親指が支点となっていることで、バットが曲がってってこと。
自分のロッドの握りをチェックしてみた。
親指と薬指、小指で握っている。
中指は添えているだけである。
しっかり握ると親指が支点とならず、握り手全体が支点となって手首を返さなければならない。
キャスト時、ロッドは握り手の中で動いている感じ。
あとはリズム。
バックキャストからいきなりフォワードキャストをするとルアーが後ろに行く前にキャストすることとなり、せっかくバックキャストしてルアーの遠心力でロッドを曲げようとする力を出さずしてキャストしてしまうこととなる。
ルアーでは荷重を感じるのは難しいので以前はバックキャスト時、後ろを見てルアーが後ろに行くことを確認してキャストしていたこともある。
今では後ろを見ず、感でバックキャストで一呼吸おいてからキャストすればルアーが後ろへ行き、ルアーがロッドを曲げてくれロッドの反発力をより強いものとしてくれる。
たらしは長ければ長いほどルアーの遠心力を出すことができるが、あまり長いとキャストできないので自分は1mくらい。
ルアーが重くなれば短くするし、軽くなれば長くする。
自分がキャストして一番気持ちいいのは、リールから気持ちよくラインが出て行くき、ラインの放出がシュルシュルシュル~と勢いがなくなるまでラインが出きることであるが、たまに気持ちよくラインが出ているが、まだライン放出に余力があるのに着水することがある。
こんな時は大体、握り手の肘が下がっているか、ロッドのティプが下がりすぎている時もしくはラインを掛けている人差し指の放しが遅い時である。
いろいろ書いたが、キャストで飛ばなくなった時の自分のチェック項目
1.握り手が握りすぎていないか。
2.たらしの長さはよいか。
3.バックキャスト時、一呼吸おいているか。(後ろをみて確認してみる。)
4.キャスト時、親指が支点となっているか。
5.キャスト後、握り手の肘が下がりすぎていないか。
6.キャスト後のティプが下がりすぎていないか。
あと細かいことがたくさんあるが、自分はルアーが飛ばない時は上の6点の内、どれかができていないときである。
人それぞれのキャスティングはあると思うが、自分のやり方は以上のようなやり方。
ルアーフィッシングは魚を釣る楽しみもあるが、広い海で気持ちよくキャスティングをするのも楽しい。
以前はキャストしてはすぐ回収と気持ちよく飛ぶことが楽しくなり、魚を釣るよりキャスティングだけをしに海へ行った事もある。
特に固定重心のルアー(ワンダーやラパラCDなど)をキャストするとキャスティングのうまくいかなかった時にはルアーが回転して飛んでいく。
気持ちよくキャスティングして、自分の思うように魚を誘い、満足の1尾を釣りたいものである。
Posted by y-kami at 10:26│Comments(12)
│いろいろ
この記事へのコメント
ナルほどナルほどですね。
ルアーフィッシングでは、思った所に思ったイメージでキャスト出来て、リーリングしてくるのはとても爽快感があります。
特に自分で作ったルアーなど固定重心で飛ばすなんて事は毛頭考えて作っていないから、飛ばないこと甚だしい。
でも、何かの調子に上手くキャスト出来た時がありますが、y-kamiさんの言うそんなタイミングなんですね。
これからよく憶えとこ・・・・。(^^♪
ルアーフィッシングでは、思った所に思ったイメージでキャスト出来て、リーリングしてくるのはとても爽快感があります。
特に自分で作ったルアーなど固定重心で飛ばすなんて事は毛頭考えて作っていないから、飛ばないこと甚だしい。
でも、何かの調子に上手くキャスト出来た時がありますが、y-kamiさんの言うそんなタイミングなんですね。
これからよく憶えとこ・・・・。(^^♪
Posted by ヨシキ at 2007年11月10日 16:45
自分ははっきり言ってキャストは恥ずかしいくらい下手なんで参考になりますm(__)m。
Posted by 空 at 2007年11月10日 21:16
完全我流のみようみまねなんでこれは勉強になりました。
Posted by けん at 2007年11月10日 21:43
読み返しちゃいました^^。
さすがですね~。できてても活字にするって難しいですよ。
自分は見るからにへたくそなキャストしかできませんから、これをよく思い出して練習します。
さすがですね~。できてても活字にするって難しいですよ。
自分は見るからにへたくそなキャストしかできませんから、これをよく思い出して練習します。
Posted by マー at 2007年11月10日 23:05
う〜ん(ー"ー)まったく考えてキャストしたことがありませんでした(汗)
参考にさせていただきます♪では、早速キャスティング練習の為に海へ…(爆)
参考にさせていただきます♪では、早速キャスティング練習の為に海へ…(爆)
Posted by ポッポ at 2007年11月10日 23:30
ヨシキさんへ
キャスティングについてあまり偉そうなこと言えませんが、ただ思うのはルアーはロッドが飛ばしてくれるんで力で飛ばすんじゃないってことですかね。
今年はグラスロッドを始めに使っていたんで特にそれを実感しました。
空さんへ
自分もそんなにうまくないのでうまくキャストできた時のイメージで書きました。
いつもこんな感じでキャスト出来ればいいんですけどね。
けんさんへ
自分のキャスティングは本当に自己流です。
教えてもらう人もいないし真似しようとしても廻りにうまい人もいない。
でもいろいろ考え悩み、試行錯誤してなんとか釣りになる程度に飛ぶようになりました。
けんさんの場合はうまい人達のキャストを見て上達しているので今のキャストが一番じゃないですかね。
いらない事考えるといきなり飛ばなくなることもありますよ。
マーさんへ
あまり真剣に参考にしないで下さいね(笑)
あくまでも自分の場合なので。
練習=実戦ですね。
ポッポさんへ
今のキャスティングに問題ないんなら今のまま続けた方がいいですよ。
いろいろするとかえって飛ばなくなりますよ。
困った時にちょっとだけ参考にしてみて下さいね。
キャスティングについてあまり偉そうなこと言えませんが、ただ思うのはルアーはロッドが飛ばしてくれるんで力で飛ばすんじゃないってことですかね。
今年はグラスロッドを始めに使っていたんで特にそれを実感しました。
空さんへ
自分もそんなにうまくないのでうまくキャストできた時のイメージで書きました。
いつもこんな感じでキャスト出来ればいいんですけどね。
けんさんへ
自分のキャスティングは本当に自己流です。
教えてもらう人もいないし真似しようとしても廻りにうまい人もいない。
でもいろいろ考え悩み、試行錯誤してなんとか釣りになる程度に飛ぶようになりました。
けんさんの場合はうまい人達のキャストを見て上達しているので今のキャストが一番じゃないですかね。
いらない事考えるといきなり飛ばなくなることもありますよ。
マーさんへ
あまり真剣に参考にしないで下さいね(笑)
あくまでも自分の場合なので。
練習=実戦ですね。
ポッポさんへ
今のキャスティングに問題ないんなら今のまま続けた方がいいですよ。
いろいろするとかえって飛ばなくなりますよ。
困った時にちょっとだけ参考にしてみて下さいね。
Posted by y-kami at 2007年11月11日 08:50
たくさん書きましたねぇ~
あと追加するなら、7.ラインメンテでしょうかね(笑)
また動画にすると分かりやすいですよ。すぐに癖が分かります・・・
でもキャスティングってあまり気にしない分野ですよね?
みんな使うルアーなどにばっかり神経を使ってるように思えます。
自分のキャストも我流ですが、いつも使うロッド違うのでキャスト方法もばらばらです(汗)
でも基本テイクバック命です!
あと追加するなら、7.ラインメンテでしょうかね(笑)
また動画にすると分かりやすいですよ。すぐに癖が分かります・・・
でもキャスティングってあまり気にしない分野ですよね?
みんな使うルアーなどにばっかり神経を使ってるように思えます。
自分のキャストも我流ですが、いつも使うロッド違うのでキャスト方法もばらばらです(汗)
でも基本テイクバック命です!
Posted by toshikazu at 2007年11月11日 09:45
toshikazuさんへ
ラインメンテは大切ですよね。
メンテ怠るとラインの滑りが悪くなりリールからラインが出にくくなります。
いつも釣りした次の日の朝にスプレーしてます。
ロッドによって力の入れ具合やタイミングが違ってくるんでいつもロッドを代える度に戸惑ってます。
でも基本は同じ何ですよね。
ラインメンテは大切ですよね。
メンテ怠るとラインの滑りが悪くなりリールからラインが出にくくなります。
いつも釣りした次の日の朝にスプレーしてます。
ロッドによって力の入れ具合やタイミングが違ってくるんでいつもロッドを代える度に戸惑ってます。
でも基本は同じ何ですよね。
Posted by y-kami at 2007年11月11日 10:05
キャスト・・・最近練習の成果が現れたような気がします。あくまでも自己評価ですが。
特に重いルアーを飛ばす時にちゃんとロッドに乗ってるかどうかで飛距離が全然違いますし。
テイクバックの間・・・1投1投気をつけてます。
特に重いルアーを飛ばす時にちゃんとロッドに乗ってるかどうかで飛距離が全然違いますし。
テイクバックの間・・・1投1投気をつけてます。
Posted by 風(ふう) at 2007年11月11日 17:28
キャスティングがうまくいって魚を釣った時なんか気持ちいいですよね。
釣りはキャスティングで始まるんで思うところにキャスティングして思うように誘って思うように釣り上げたいです。
そんなことを考えると釣りに行きたくなりますが今日は天気が・・・・
釣りはキャスティングで始まるんで思うところにキャスティングして思うように誘って思うように釣り上げたいです。
そんなことを考えると釣りに行きたくなりますが今日は天気が・・・・
Posted by y-kami at 2007年11月12日 07:39
>キャスト時、ロッドは握り手の中で動いている感じ。
まさに、ロッドの力だけでキャストしてるって感じですねー。
すごいなぁ・・・
私のキャストなんか見せられたものじゃありません。
とくに、サーフをランガンするときなんて、
歩きながらサイドスローみたいになってますから。
この記事を参考に、一からキャストの練習に励みます。
まさに、ロッドの力だけでキャストしてるって感じですねー。
すごいなぁ・・・
私のキャストなんか見せられたものじゃありません。
とくに、サーフをランガンするときなんて、
歩きながらサイドスローみたいになってますから。
この記事を参考に、一からキャストの練習に励みます。
Posted by adman at 2007年11月12日 21:01
admanさんへ
サイドキャストもしますよ。
特に心臓ベイトでは飛行姿勢によっては水面に突っ込むのでそんな時は斜め45゜位上にキャストしてます。
自分のキャストがすべてじゃないのでこんな方法もあるって位にしてくださいね。
かえって飛ばなかったら申し訳ないので。
サイドキャストもしますよ。
特に心臓ベイトでは飛行姿勢によっては水面に突っ込むのでそんな時は斜め45゜位上にキャストしてます。
自分のキャストがすべてじゃないのでこんな方法もあるって位にしてくださいね。
かえって飛ばなかったら申し訳ないので。
Posted by y-kami at 2007年11月14日 01:09