うみへかわへさかなつり

３月３０日（土）
最近は土曜に限って寒く、今日も寒い中、サッカーの練習。
試合をメインにした。
試合の途中でストップを掛け、ポジショニングや動き方などを話した。
伝わったのかわからないが、ちょっとはサッカーらしくなった。
午後からは戸出屋さんへ行き、風も強いのでフックを買って家で飲みながらルアーのフック交換。

後から読み返すために今思う春チヌ釣りについて書いてみた。
あくまでも自分の経験からの考察であり、正解ではないかもしれない。
春チヌって富山ではホタルイカパターンって言われているが、ホタルイカをガンガン捕食していないような気がする。
確かにメバルやカサゴなどはホタルイカの捕食はしていると思うがチヌに関してはちょっと首をかしげる。
春チヌはホタルイカを捕食していないことはないがそれは死がいや弱っているホタルイカだと思う。
チヌってホタルイカの発光を嫌うってことを聞いたことがある。
ホタルイカが湧いた時は一切釣れずに明るくなってから連発したことはある。
これってホタルイカの光が周囲の明るさにまぎれて目立たなくなり、死がいや弱ったホタルイカが浅瀬に打ち上げられ捕食に来ているために連発したんだと思う。
メバルやカサゴはかなりの確率でホタルイカが胃の中に入っているが、春チヌを家に持ち帰ると胃の中には海藻がほとんどでホタルイカが胃の中から出てきたことがない。
そんなことを組み立てていくと春チヌのメインのエサは海藻でありホタルイカも捕食しているが弱っているものや死がいを食っていると思う。
ホタルイカの捕食でも丸呑みするのではなく噛んで内臓やエキスだけを食ってるのかなとも思う。
だからルアーのアクションはきびきび動かすのではなくゆっくりでリップのあるルアーでは手にルアーの動きが伝わらないくらいのスピードで巻き、リップレスもレンジキープができるぎりぎりでゆっくりと巻いてくる。
いずれもふわふわおよびフォールで弱っている感じでバイトしてくるんだと思う。
呉西では春のルアチヌはルミコって定番だが、それはホタルイカの光を模しているのではなく、もともとルミコは集魚のために作られていてその集魚効果により釣れていると思うので有効だと思う。
ホタルイカの発光はルミコよりはるかに明るいものであり、ルミコの光がホタルイカの弱っている感じの発光に似ているのかももしれない。
今ではチヌは狙わなくなったが、チヌを狙っていた時に一番、使って釣れていたのはラッキークラフト　ワンダー８０。
キャストして一度、ある程度沈ませてからロッドを立ててゆっくり巻いてきたら巻き始めに釣れる確率が高かった。
ラウズやスタンディングスクィッド、ラパラCD７でも釣れたし初夏ではSIN-ZOベイト４インチで釣れたことがある。
メバルをメインにしてもワンダー６０やビーフリーズ６５Sでも釣れた。
最近ではチビイカでも釣れた。



自己満足でチビイカの目玉を黒く塗ってます。
そんなルアーで釣れると喜び倍増♪
チヌって産卵の時期に近づくとイライラして近づくものを威嚇で噛みに行くとも聞く。
自分の思う春チヌってチヌのいるところにルアーが通れば釣れると思う。
自分の過去最高が５６．５ｃｍのチヌ。
これも釣りを初めて２投目できた。
先日もチビイカで２投目で釣れた。
本当に釣れる時ってキャストして数投で釣れる。
だから、ルアーでチヌが釣れなかったらいなかったというだけだと思う。
チヌって回遊性があり、粘って釣ってもまわってこれば釣れる。
狙って釣るなら先日、どこどこで何時に釣れたって聞いたら、同じ時間で同じ場所に行けば釣れる確率は高い。
そんなチヌを狙うより、メバルを狙って外道チヌの方が面白いかもってチヌ狙いを止めた。
引きの強いチヌの１尾より、数釣りのメバルの中に引きの強いチヌの１尾が混ざればいいかなって思いになり、メバルメインのチヌ外道に変えた。
ワンダー６０やソルトフライ、フローティンミノーでもチヌは釣れた。







メバルも春チヌも狙い方は同じ。
富山では今の時期、メバルのメインベイトがホタルイカになっていてルアーサイズも大きくなり、８０ｍｍのルアーでも平気でバイトしてくる。
合わせもメバルと一緒で勝手に向こうが反転してくれるので重みが乗ればロッドを立てるなり横に引くだけでOKで大合わせをする必要も
ない。
人それぞれの価値観があり、狙い方もいろいろあるが自分はメバルメイン、釣れたら外道チヌもOKで春は釣りをしている。
スケベ心にひそかにチヌは意識してますが（笑）