うみへかわへさかなつり

６月６日（月）
今日は北風が強く波も大きいみたいで釣りには行かなかった。

昨日、一昨日でのイベントでよく聞かれたとこと。

１．大きいキジハタと釣りたいけどどこへ行けばいいの？

サイズは運なのでなんとも言えません。
２５ｃｍほどのキジハタが釣れるところであれば運が良ければ大きなサイズが釣れます。
いつきても手のひらサイズしか釣れないポイントであれば大きなサイズはほぼ釣れません。
場所以外に大きなキジハタを釣るにはワームのサイズも大きなサイズを使った方がいいです。
ハタ喰い・蟲だったら２．４インチか２．８インチ。
ハタ喰い・蝦（えび）では３．５インチがおすすめです。
この大きさのルアーでは１８ｃｍほどのキジハタでもフッキングしますが、小さなキジハタのバイトで邪魔されにくくなり大きなキジハタが釣れる確率が上がります。
また、遠くでもルアーを見つけてくれるのでアバウトにキャストしても釣れる確率が上がります。


２．釣れる時間帯は？

朝マズメ、夕マズメが確率高いです。
それ以外の時間でも釣れないことはないですが、運任せの部分が多くなります。
なぜかというと明るい時間帯ではキジハタは根の中にいます。
夕マズメでは餌を求めて根から出てきます。
ごはんを食べに行こうとしているので食べる気満々で根の付近でルアーをリフト＆フォールさせているとバイトしてきます。
根から出るとまずは根の付近で餌を求めて暗くなるにつれて遠くまで移動します。
なので暗くなってからは確率が下がります。
朝マズメは逆にうろうろしていたキジハタが根に戻ってくるので根の付近でルアーをリフト＆フォールさせると寝る前にもうちょっと食べておくかとバイトしてきます。
こんな理由で朝マズメ、夕マズメと釣れる確率が高くなります。
朝マズメ、夕マズメは活性が高いのでキジハタに見つけてもらえばバイトしてきます。
アピール力のあるハタ喰い・蟲が効果的です。
７月や８月になれば小さなサイズなら真昼間に堤防の際や根の影になっているところで釣ることはできます。

３．釣れるカラーは？

自分ならハタ喰い・蝦（えび）だったら迷わずナチュラルカラーの「ウォーターメロン」と「フナムシ」を選びます。
実はこの２色、売れない色のワースト３に入ってます。
売れる色と釣れる色は違います。
なので残念なことにハタ喰い・蟲にはこの２色は入っていません。
ハタ喰い・蟲であれば６色に絞り込んでいるのでどれでも釣れるんですが自分ならクロキン、モエビ、アカキンをメインに使います。

４．釣り方は？

基本、リフト＆フォールです。
リフトでバイトしてくると合わせはいりませんがバレる確率が高いです。
フォールでバイトしてきたらすぐに合わせず一呼吸おいて合わせます。
気をつけなければならないのはフォールではフリーに落とさないことです。
元々、キジハタは根回りや根の中を狙うのでフリーだと根の中にシンカーやジグヘッドが入り込んでロストの確立が高くなります。
テンションフォールさせると根の奥まで入り込いません。
リフトで根掛かったと思ったらすぐにあおらず一度、ロッドを下げて軽くあおってやれば取れることがあります。
リフト＆フォールの他にボトムズリズリ引いてくる方法があります。
引き方もリールを巻いてくる方法とロッドを横に引いてくる方法があります。
これでもバイトがあったらすぐに合わせず一呼吸おいてから合わせます。
ノーシンカーならちょっと早めに引いてやるとワームは浮いてくるのでリフト＆フォールと同じとなります。

５．釣れるポイントは？

キジハタに限りませんが、餌があるところです。
餌のあるところとは餌が溜まるところと餌があるところです。
キジハタでいうと餌は甲殻類と魚です。
甲殻類がいるところは短い海藻が生えているところです。
そのようなところでは甲殻類を食べにくる魚もいるのでキジハタにとってはカニ、エビ、魚といい餌場です。
後は隠れるところがあることです。
小さな穴では入れないのである程度の大きさの穴です。
あまり大きすぎると他の魚の入ってくるのでジャストサイズがいいみたいです。

イベントにきてルアーを買っていただいた方々、釣れるといいですね。



今年もこんなサイズが釣れたらいいな～。
（去年の６月１２日にハタ喰い・蝦（えび）３．５インチフナムシで釣ったキジハタです）