3月11日の夜に釣りに行き、その釣行記を12日の朝にアップした。
釣りに行ったことよりもアップしたことが、たくさんの方から非難を受けた。
被災された方々への配慮が欠けていた。
いろいろ書き込みをされて、もともとブログの怖さってわかってはいたが、自分の言動がいろんなところへ波及してしまう。
しばらくはブログから遠ざかろう、もしくはやめてしまうと思った。
昨日、息子の卒業式で京都へ行ってきた。
その時に理事長の言葉。
今回の災害を受けて、生きているって素晴らしいという言葉があった。
また、帰りに寄った二尊院に行った時、小さな色紙に書いてあった言葉「一隅を照らす」。
気になったので家に帰ってから調べてみた。
「お金や財宝は国の宝ではなく、家庭や職場など、自分自身が置かれたその場所で、精一杯努力し、明るく光り輝くことのできる人こそ、何物にも代え難い貴い国の宝である。」
一人ひとりが、それぞれの持ち場で全力を尽くすことによって、社会全体が明るく照らされていくという考え方とあった。
逃げてしまえば簡単だが、今、自分にできること。
昨日の書き込みの0さんの言葉。
「応援ブログもしましょうよ」
自分にはブログがある。
今回、ブログで不快な思いをさせたかもしれないが、復興に向かった時にうらやましくなるような記事を書いて、早く釣り行きてぇ〜、がんばろ!って思ってもらえればいいかなって思った。
また、こんな写真ひとつでホッとしてもらうだけでもいい。
都合のいいことばかり言いやがって、あんなことしたくせにと思われてもいい。
今回は逃げないことにした。
3月14日(月)
息子の卒業式。
朝6時半に家を出て、京都へ向かう。
式典は11時開始。
息子の学校は全国に姉妹校があり仙台の姉妹校の生徒さんで連絡が取れない人がいるらしい。
また、11日に別の姉妹校の卒業式があったそうだ。
ディズニーランドの近くで謝恩会をしていた時に地震に合い、被災こそしなかったが交通機関のマヒで帰れず、一晩ホテルの広間でたくさんの人が過ごしたらしい。
この災害の年に卒業。
息子はまだ就職が決まっていないが、医療関係に従事してたくさんの人を癒してやってほしいと思う。
時間があったので、二尊院に寄ってきた。
入る前にちょっと遅い昼食。
二尊院はとても静かなところで世の中になにが起こっているか分からないほどの静かなところ。
心が落ち着き、とても好きなところ。
帰り途、高速道路で山口県や鳥取県の給水活動の給水車が東に向かっていた。
全国で救済活動が広がっている。
まだ、災害が拡大する恐れもあるが、日本全体が一つになって復興に動いていると感じた。